今回の出産は癒着胎盤が判明し救急救命に搬送されましたが、手術も無事終わり、子供の元へも戻ることが出来ました。
今回はその後の体調の変化について書きたいと思います。
今回の経験から、癒着胎盤を経験したブログなどはありましたが、その後の体調の変化などを書いたブログはあまり見つけられませんでした。
あくまでも私の体調の変化を書いていますが、同じような体験をされた方の参考になれば幸いです。
前回までのレポはこちら ↓
癒着胎盤手術、輸血後の体調について
産後2週間目(退院1週間目)
まだまだ術後と輸血のダメージが大きく残っていました。
この時期は基本赤ちゃんのお世話以外は横になっている状態でしたが、大量出血や手術後で体力がかなり落ちていたため、赤ちゃんのお世話も完璧にできず、母親にミルクで授乳をしてもらうこともありました。
輸血の影響かむくみがひどく、顔もパンパンで目もなんだか小さい感じに・・・。また子宮動脈塞栓術をした右太ももの付け根は大きく内出血をしていました。
産後2週間検診で、胎盤が残っていないかを血液検査のホルモン値で調べました。血中βHCGが出産直後は、450.5mIU/mL→21.3HmIU/mLと下がっていましたが、まだ陰性にはなっていませんでした。
悪寒戦慄になったのもこの頃です。この週は体調が不安定でした。
産後3~4週間目(退院2~3週間目)
産後3週間目に入ると尿が良く出るようになり、輸血によるむくみがかなり改善され、パンパンだった顔も元に戻ってきました。
まだ赤ちゃんのお世話以外は寝ている状態でしたが、授乳に関しては一人でこなせるようになりました。
産後4週間目には、産後1ヶ月検診を受診。
血液検査のホルモン値では、血中βHCG(450.5mIU/mL→21.3mIU/mL→2.2mIU/mL)とかなり下がりました。
非妊婦女性の基準値が病院では1.5以下となっているようで、3週間後に再検査となりました。
まだ午前と午後のどちらとも1回ずつ寝ないと体力が持たない感じでした。
産後5~6週間目(退院4~5週間目)
この頃から少しずつ動けるように。軽い家事を始めました。
通常の出産だと、この頃には家に戻っている予定でしたが、血液検査のホルモン値が正常になっていなかったので、引き続き実家で過ごさせてもらいました。
午前の午後どちらか一回だけ寝るだけで、過ごせるようになってきました。
産後7~8週間目(退院6~7週間目)
この頃は、実家での家事を積極的にするようにしていました。
産後7週間目の血液検査で血中βHCG(450.5mIU/mL→21.3mIU/mL→2.2mIU/mL→1.5mIU/mL以下)と正常値に。日中に寝なくても1日過ごせるようになってきました。
血液検査の翌日に鮮血の出血があり、診察へ。悪露が少し溜まっていたのかもしれないいとの診察結果で、特に大きな問題がありませんでした。
産後8週目にやっと実家から自宅へ戻りました。
自宅に戻ってからはバタバタの日ですが、元気に戻れて良かったです。
子宮の下がり
出産と手術のダメージから、2週間検診で子宮の下がりを指摘されました。膣の入り口のすぐそこまで、子宮が下がっているとのこと。
恐る恐る自分でも触ってみると、入り口そばに丸い内臓が下りてきて触れました。確かに歩くと股の間に何か違和感があるとは感じていました。
年を取ると、さらに下がってきて子宮が体の外にでてしまう「子宮脱」にもなりやすいとも言われ・・・。
恐ろしくなって、色々と調べた結果下記の事を実践しました。
- まずはゆっくり休み、横になる。
- 骨盤ベルトを産後1か月間はきっちり閉める。
- 骨盤底筋体操を毎日行う。
実践した結果、産後1ヶ月検診ではほぼ正常な位置に戻っていました。
今後の受診について
輸血をした際は、2〜3ヶ月後に感染症の検査がすすめられています。
献血された血液は安全対策として感染症の検査が行われていますが、危険性がゼロではないからです。
主に下記の検査になります。
- B型肝炎ウイルス検査
- C型肝炎ウイルス検査
- エイズウイルス検査
私も後日、検査を受ける予定になっています。
最後に
今回行った手術や輸血は、体にメスを入れたりするものではなかったので、目に見えてのダメージはありませんでした。
でも自分が想像していた以上に、 体にはダメージが残っていました。
今回の記事は、あくまでも私の体験にはなりますが、どのように体が回復していくか参考になれば幸いです。
出産後の無理は禁物です。出産は一人の人間をお腹の中で育て生むという大仕事。できる限り体を休めるようにしてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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