私にとって旅は、非日常の異空間で現地の熱気に身を任せて時間を過ごすことです。
少しでも長く旅でもらうエネルギーを感じていたいと、現地で採れる宝石を買って帰るようになりました。
今回はエストニア編です。
エストニアはどんな国?どこにある?
エストニアは、フィンランドを訪れた際に、日帰りで訪れました。
実は、フィンランドの首都ヘルシンキとエストニアの首都タリンはとても近いんです。
ヘルシンキからタリンまでフェリーが出ており、なんと片道2時間ほどで着いてしまいます。私が利用したフェリーは「タリンク・シリアライン」というクルーズ会社です。
1日に何便も運行されており、物価が高いフィンランドからエストニアまで来て、日用品をまとめ買いする人も多くいました。
エストニアはバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の1つです。
エストニアのイメージがあまり湧かないかもしれませんが、実はSkype発祥の国でIT先進国なんです。
私もエストニアに行くことになって初めて知りました。IT先進国だけあって、街中でWi-fiが使えて便利でした。
言葉を心配していましたが、英語がどこでも通じて不便は全くありませんでした。カフェの店員さんに聞いたところ、最低でも英語・エストニア語・ロシア語の3か国語を話せる人が多いとのことでした。
見どころは、世界遺産にも登録されているタリン歴史地区です。タリンの旧市街に歴史的遺産が多く残っており、一歩足を踏み入れると、中世の世界にタイムスリップしたように感じます。
フェリー乗り場からも歩いて10分ほどの距離にあります。
タリン歴史地区(世界遺産)で訪れた場所
ラエコヤ広場
タリンの中心的な場所になっており、多くのイベントが行われたりします。民族衣装を着た女性が働くカフェやレストランが周りにあり、私もラエコヤ広場にあるレストランで昼食を食べました。
旧市庁舎
ラエコヤ広場にある市庁舎で、北ヨーロッパに唯一残るゴシック様式の建物です。1402年から1404年の間に建てられました。
旧市庁舎薬局
この薬局の歴史は1422年まで遡ります。1422年時点では、既に3代目が営業していました。ヨーロッパで唯一、当初より休みなく営業を続けている最も古い薬局なんです。
すでにもう700年ほど営業しているとは、びっくりです。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
トーンペアの丘にあるロシア正教の大聖堂です。1900年にここに設立されました。ロシア正教の玉ねぎ型のドームが特徴的でカラフルな建物です。
ヴィル門
タリン歴史地区にある門で一番メジャーな門です。
ヴィル門から旧市庁舎前のラエコヤ広場 までの通りに、たくさんのお店が並んでいて旧市街のメインストリートとなっています。
写真にも写っていますが、マクドナルドもありました。
聖母マリア聖堂
この教会は、トーンペアの丘にある大聖堂協会です。タリンで一番古い教会として知られています。
写真が少しボケていますが、協会の中には地元貴族の木製の紋章がたくさん飾られていました。
聖オラヴ協会
写真の高い建物が聖オラヴ協会です。124mと建物が高いため、近くでは全体を写すことが出来ませんでした。
2ユーロの入場料を払って、中に入ると階段が。てっきり建物の中を見るのだと思っていましたが、60メートルにある展望台に続く階段でした。ビルでいうと20階以上に相当する高さです。
引き返すこともできず、頑張って登りました。
展望台はこんな感じでした。一緒の行った伯母は恐る恐る進んでいます。
展望台からはタリン旧市街の街並みが一望できます。ハードな道のりでしたが、登った甲斐がありました。
お勧めのお店
タリンには色々なお店がありましたが、その中でも私がとても気に入ったお店をご紹介したいと思います。
ジジ(Zizi)
リネンのキッチン雑貨、ベッドカバー、カーテンなどを製作しているエストニア随一のブランドです。
リンゴやベリーなど自然のモチーフをデザインした柄がとっても可愛いくて選ぶのに迷ってしまいます。
私はこのエコバックを購入しました。同じ柄はエプロンやテーブルリネンにもありました。ピンクやブルーの色違いもありました。
マイアスモック・コフィック(Maiasmokk Kohvik)
創業1864年というタリン市内最古のカフェテリアです。
家具や天井の装飾などに歴史を感じます。お客さんでいっぱいでした。こちらも注文は英語で大丈夫でした。
注文したのは、カフェラテ・パブロヴァ・シュークリームでした。パブロヴァはメレンゲと生クリーム、フルーツで出来ていて、外側はさくさく、中はふわふわで、スポンジよりも軽い口当たりでした。
また、カフェスペースとは別に、Kalevのチョコレートやスイーツの販売スペース、マジパン博物館が併設されています。
Kalevはエストニアで2世紀もの歴史を持っており、エストニアで一番有名なチョコレートです。チョコレート大好きな私は、お土産に沢山買いました。
高級ラインから、ばらまき土産にもぴったりな物まで、色々なラインナップがあります。あまりに美味しくて、日本に帰ってから購入しようとしましたが、購入ルートがありませんでした。
エストニアに行くなら是非買ってみてください!
買った宝石
バルト三国はアンバー(琥珀)の産地として有名です。ここでとれるアンバー(琥珀)はバルティック・アンバーと呼ばれています。
アンバー(琥珀)も買って帰りたかったのですが、ペンダントトップやピアスなどのデザインは、少し年配者向けでした。
ふとみると目に留まったのがこれ。
アンバー(琥珀)が木の葉に模されています。その名もアンバーツリー。可愛い姿に一目ぼれをして買いました。
今では寝室の横の棚に飾っていて、その姿をみると何となく落ち着きます。
エストニアに行ったは、是非探してみてください。
最後に
エストニアはあまり馴染みのない国でしたが、一度行ってとっても好きになりました。今度行くなら、バルト三国すべての国に行ってみたいと思いました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。